エンジニアの種類

電気製品やその製造設備を対象として、設計・開発・制作・修理などを専門に行うエンジニア

新しい機械や装置の設計・開発を担当する専門家です。顧客の要求や市場のニーズを基に最適な設計を考案し、そのための基本的な機械工学の知識やCADソフトウェアの操作スキルが求められます。

スマートフォンやパソコンのアプリケーション・家電や自動車を制御するソフトウェアなどを開発する職種

システムエンジニアは「SE」と呼ばれ、主にクライアントから依頼を受けてシステム設計を行うエンジニアです。
業務の上流工程を担当し、システム開発の要件定義や基本設計（外部設計）、詳細設計（内部設計）などを行います。

ITインフラ関連を手がけ、サーバ・ネットワーク・データベース・セキュリティなどを管理・維持する職種

汎用系エンジニアは、汎用系システムの開発や保守、運用を行うエンジニアです。

PCやスマホ、家電製品、自動車などには、機器が正しく作動するためにコンピュータが組み込まれています。
組込系エンジニアは、そのようなコンピュータに組み込まれるソフトウェアを開発するエンジニアです。

制御系エンジニアも、組込系エンジニア同様、各種の機械を動かすためのソフトウェアを開発するエンジニアです。

組込系エンジニアが、機械を動かすための装置に埋め込まれるソフトウェア開発を行うのに対して、制御系エンジニアは、それらの装置などへ命令を与えて、機械自体を制御し動かすためのソフトウェア開発を行います。

IoTとは「Internet of Things」の略語であり、日本語では「モノのインターネット」と訳されます。

モノがインターネット経由で通信することにより、遠隔操作や遠隔監視が可能になり、生活における利便性や効率が高まります。

アプリケーションエンジニアは、システムエンジニアの中でもアプリケーション開発を対象としたエンジニアのことを指します。

主な業務としては、ゲームやスマホアプリなどのアプリケーションの設計や開発を行います。

フロントエンドエンジニアは、システムエンジニアの中でも、Web系システムを開発するエンジニアのことを指し、Webの画面などユーザが直接触れられる箇所の開発を行います。

バックエンドエンジニアは、システムエンジニアの中でもWeb系システムの開発するエンジニアのことを指し、ユーザがWebの画面上で行った操作に応じて、内部で行われる処理の設計や開発、構築などを行います。

サーバエンジニアは、サーバーの設計や構築、運用、保守などを行うエンジニアです。

ネットワークエンジニアは、ネットワークシステムの設計や構築、運用保守を行うエンジニアです。

データベースエンジニアは、データベースの設計、構築、運用保守などを行うエンジニアです。

Web系システムでは、データの検索や抽出、格納の機能が必須です。Webの動作レスポンス、安定性、安全性などを確保するためにも重要な役割となります。

セキュリティエンジニアは、外部のサイバー攻撃から社内ネットワークを守るために対策を施すエンジニアです。

セキュリティに配慮したシステムを設計し、不正なアクセスを未然に防止する役割を担っています。

データサイエンティストは、あらゆる統計から経営や計画に役立つデータを解析し、企業や組織における意思決定者のサポートをする役割を担います。

分析したデータをレポーティングし、企業の経営層などにプレゼンすることもあります。

テストエンジニアは、製品やソフトウェアが仕様書どおりに動作するかテストを行い、不具合などを見極め、品質向上につなげるエンジニアです。

フィールドエンジニアは、クライアント先でのハードウェアの導入や設置、定期的な点検などを行うエンジニアです。

セールスエンジニアは、セールス（営業）とエンジニア（技術的なフォローなど）の両方を実行するエンジニアです。

エンジニアと名付けられていますが、実際の業務は営業寄りになります。